開放型入院について

当院は、平成5年7月に開放型病院として厚生省(当時)より認可を受け、当地における病診連携を推進するため、開放型病床40床を提供しております。

開放型病床とは?

地域の診療所医師(乙訓医師会員の中で登録している登録医)に病院の病床を開放しているということです。
診療所で診療中の患者さんが、入院加療が必要となった場合、患者さんの承諾を得て、開放型病床にご入院していただきます。そこで当院の主治医と登録医が協力協議して治療にあたります。退院後は登録医のもとで治療が続きます。

メリットは?

ひとことで言えば「治療の一貫性と継続性が保たれる」ということです。

  • ご入院に際し登録医より当院の医師に、入院患者さんの既往歴、治療経過、現在の症状、検査データなどが詳細に伝達されます。
  • 当院主治医はそれらの情報をもとに治療を開始します。登録医は適宜病院を訪問し、患者さんを診察されます。また当院主治医と患者さんを交えて今後の治療計画、治療方針を検討いたします。
  • ご入院に先立ち登録医から当院の医師に様々な情報が既に伝達されております。患者さんにとっては「気心の知れた登録医が一緒に診てくれる」、「同じ検査を何度もしなくてもよい」、「採血など何度も痛い思いをしなくても良い」、「医療費が軽減される」、「ご入院後直ぐに本格的な治療を開始できる」などの多くのメリットがあります。また、ケースによっては、患者さんの今までの生活習慣、嗜好などの情報も伝えられ、少しでも快適な入院生活をお過ごしいただけるよう配慮いたします。
  • ご退院後は紹介元の診療所で治療を継続していただくことになります。

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