地域包括ケア病棟について

地域包括ケア病棟とは

急性期病棟での治療を終えた患者さんの中には、すぐに在宅療養に戻ることに不安がある方、リハビリや退院先・在宅サービスの調整が必要な方がおられます。このような患者さんにご利用いただくのが地域包括ケア病棟です。急性期病棟からの転棟、自宅や施設からの入院に対応しています。
この病棟では、患者さんに安心して退院していただけるよう、医師・看護師、病棟専従のリハビリテーションスタッフ・医療ソーシャルワーカーなどの多職種が連携して、最大60日の期間の中で退院に向けた支援を行っています。入院中から地域の施設や在宅チームとも連携し、切れ目のない支援が提供できる体制を整えています。また在宅療養中の患者さんのレスパイト入院も受け入れており、介護をされているご家族の支援を行っています。

病棟概要

  • ベッド数43床(個室11床、4人部屋32床)
  • 専従医師1名
  • 専従リハビリテーションスタッフ1名
  • 専従医療ソーシャルワーカー1名
  • 看護体制 13:1

どのような場合に入院するのか?

一般病棟より地域包括ケア病棟に転棟する場合は、主治医が判断し患者さんやご家族に提案させていただきます。ご了解いただけた場合、地域包括ケア病棟へ転棟していただき、継続入院となります。期間は状態により変わりますが、最大60日間を限度としております。 症状の変化により集中的な治療が必要と判断した場合、一般病棟に再転棟する場合もあります。 地域包括ケア

入院費用について

地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり「地域包括ケア病棟入院料1」を算定いたします。
入院費は定額で、リハビリテーション・投薬料・注射料・処置料・検査料・入院基本料・画像診断料等のほとんどの費用が含まれています。
限度額のある70歳以上の場合、ほとんどの場合で増額はありませんが、入院期間が伸びることで入院費が上がることがありますのでご了承下さい。

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