診療科紹介

外科・消化器外科

腹腔鏡手術について

腹腔鏡手術とは

最近様々な外科手術において術後疼痛の軽減と早期回復を目的に腹腔鏡手術が導入されています。当院でも腹腔鏡手術を導入していますが、腹腔鏡手術を希望される全ての患者さんに腹腔鏡手術が可能なのではありません。早期癌または進行癌であっても比較的早期な進行癌は腹腔鏡手術で、さらに進行している進行癌は従来の開腹術といったように、癌の進行度に応じて開腹術と腹腔鏡手術を適切に選択しています。

腹腔鏡手術の長所と短所

  長 所
    ・ 傷が小さく、術後疼痛が少ない
    ・ 入院期間の短縮や早期社会復帰が可能
    ・ 術後の腹腔内の癒着が少なく、腸閉塞になる可能性が低い

  短 所
   ・ 手術時間が長い
   ・ 特有の合併症がある(ガス塞栓症など)



Q&A

希望すれば誰でも腹腔鏡手術を受けられますか?
腹腔鏡手術は直径5~10mmのカメラで行うため、手術の際に見える視野が限られています。その為、内臓脂肪が多かったり、腹部手術の既往歴など癒着の激しい場合は、初めから開腹手術になることがあります。また、患者さんの安全のため、手術の途中から開腹手術に移行する場合もあります。
腹腔鏡手術は、どこの病院でも行える手術ですか?
腹腔鏡手術は、光学機器類を始めとする最新の器具類を揃えている病院であることはもとより、それらを間違いなく使いこなし、不測の事態にも迅速に対応できる外科医の存在が必要となります。当院では、この新しい手術方法に精通した、高度な技術を持つ医師が日々研鑽を重ね、患者さんの診療にあたっています。
鏡視下手術では、本当に手術あとが残らないのですか?
手術のあとが全く残らないわけではありません。しかし、従来の手術のように手術部位を大きく切開するのではなく、身体に直径5~10mm程度の穴を数ヵ所あけて、そこからカメラや小さな鉗子類等の器具を挿入し手術を行います。また、小開腹を行うことがありますが、従来のような手術痕にはならないことが多いです。
かかりつけ医は近所の診療所なのですが、腹腔鏡手術は受けられますか?
当院では地域の医療機関と連携を取り、患者さんのニーズに応えられる体制を整えております。直接、当院の外来を受診されても構いませんが、その場合は診察や検査を最初から行っていただくことがあり、患者さんへの負担も増えてしまいます。余計な検査や重複する検査を省き、迅速な対応をさせていただくためには、事前にかかりつけ医の先生とよくご相談いただき、紹介状をお持ちいただくか当院の地域医療連携室を通して紹介していただくことをお勧めしております。ご不明な点がありましたら、当院の地域医療連携室へご相談ください。
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