職員に対する感染予防対応について
診療現場では、患者さんの採血や処置に使用した注射針やそれに類する鋭利な器具を扱う機会がしばしばあります。
その器具を職員が誤って、自分の指などに接触させ刺傷してしまう事故があります。そのような時に、患者さんが感染症(具体的にはB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス)を持っておられるかどうかをできるだけ速やかに確認し、その結果次第では、職員に対して迅速な感染予防対応が必要です。
そこで、職員の健康を守る目的で、問題となった針などの器具を使用した患者さんの上記感染症の有無を確認するため、その場で採血をさせていただく必要があります。また、もし直近で血液検査を受けておられる場合、当院に保存されている血液が十分量残っていれば、残っている血液を使用させていただきますので、新たに採血の必要はございません。
職員の健康を守る目的がありますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。