産婦人科・周産期センター
外来診療担当表産婦人科は女性特有の疾患に取り組んでいます。女性ホルモンによる様々な状態、月経に関する問題、不妊症や妊娠・出産に関する問題、子宮・卵巣・卵管での良性・悪性腫瘍、感染症、さらには更年期における諸症状、老年期における臓器脱の問題などです。
これら疾患に対して、内科的・外科的(手術的)対応を行い、より良い生活を送っていただけるよう努めています。
4D胎児超音波(エコー)
2016年より4D胎児エコー外来を行っています。
これまでの超音波は胎児を2次元的にとらえたものです。そのため、固定された画像ではその断面しか表現することができませんでしたが、現在では3次元的に表現することが可能です。4Dとは3次元での表現に時間軸を追加したもので、リアルタイムに3次元画像を動画で表現する方法です。羊水という液体の中に胎児が浮いた状態でいますとその表面をとらえて外表を3次元的に表示できます。様々な疾患の検出能力の向上にも役立っていますが、胎児の顔面観察も可能で喜んでもらっています。実際、赤ちゃんは胎児期でもさまざまな表情をみせてくれます。口をモグモグさせたり、しかめっ面をしたり、笑ったりしています。出産後の赤ちゃんと比べてみてください。
普段の妊婦健診において毎回超音波検査で胎児の状態をチェックしていますが、妊娠20以降の方を対象に妊婦健診を兼ねた4D超音波外来を行っています。料金は通常の妊婦健診内で行っており、追加の費用は必要ありません。20週前後以降の方を対象に火曜日の午前と木曜日の午後2時~4時で対応しています。検査日時の予約・調整を行います。患者さんは予約日時に総合受付(紹介患者受付)へお越しいただくだけです。
周産期カンファレンス
産婦人科・小児科・病棟スタッフを含めた合同カンファレンスを定期的に開催して、チーム医療が必要な症例の検討をおこなっています。
腹腔鏡手術
子宮・卵巣の腫瘍(子宮筋腫・卵巣などの良性疾患)に対して積極的に腹腔鏡手術を行い、入院期間の短縮・術後疼痛の軽減・美容的な面への対応を行っています。
スタッフ紹介

周産期センター長福岡 正晃ふくおか まさあき
- 出身大学
京都府立医科大学(1985年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般・周産期・産科
- 資格・当院兼職
日本産婦人科学会認定産科婦人科専門医・指導医
日本専門医機構産婦人科専門医
日本周産期・新生児学会指導医
京都府立医科大学臨床教授
京都府立医科大学客員講師
母体保護法第14条による指定医
日本赤十字社近畿さい帯血バンク採取施設選定委員

部長清水 美代きよみず みよ
- 出身大学
京都府立医科大学(1997年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般・内視鏡手術・ヘルスケア
- 資格・当院兼職
日本産科婦人科学会認定産科婦人科専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会認定腹腔鏡技術認定医
日本女性医学学会認定専門医
母体保護法第14条による指定医師
医長渡邊 愛わたなべ あい
- 出身大学
富山医科薬科大学(1998年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般
- 資格・当院兼職
日本産科婦人科学会認定産科婦人科専門医
日本臨床細胞学会認定細胞診専門医
母体保護法第14条による指定医師

医員岡村 綾香おかむら あやか
- 出身大学
京都府立医科大学(2017年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般

医員西 茜にし あかね
- 出身大学
京都府立医科大学(2018年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般

産婦人科顧問加藤 淑子かとう よしこ
- 出身大学
京都府立医科大学(1977年卒)
- 担当・専門分野
産婦人科一般・ヘルスケア・腫瘍
- 資格・当院兼職
日本産科婦人科学会認定産科婦人科指導医・専門医
日本性感染症学会認定医
日本女性医学学会認定専門医
母体保護法第14条による指定医師
インフェクションコントロールドクター(ICD)
