災害拠点病院

地域災害拠点病院(地域災害医療センター)

当院は地域災害拠点病院に指定されています。

地域災害拠点病院とは、地震・津波・台風等の災害発生時に災害医療を行う医療機関を支援する病院であり、1995年の阪神・淡路大震災の経験を基に、厚生労働省の指導のもと、1996年から『災害時における初期救急医療体制の充実強化』の目的にて各都道府県の二次医療圏ごとに原則1箇所以上整備されることになりました。
これにより各都道府県内や近県において災害が発生し、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療を確保することが困難な状況になった場合に、都道府県知事の要請により傷病者の受入や医療救護班の派遣等を行うことができるようになりました。

DMAT

DMATとは、Disaster Medical Assistance Team(災害派遣医療チーム)の頭文字を略したもので、ディーマットと呼びます。

DMATは、医師、看護師、業務調整員(医師、看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。当院では、10名のDMAT隊員がおり、有事に備えさまざまな訓練を積み重ねています。

備蓄食

災害などの非常時には、通常の食事提供が困難となります。
そのため、当院では、万が一の事態に備え、3日分の食料(入院患者さん・職員用)を備蓄しています。備蓄食は、水道や熱源が停止することを想定し、水や火を使わずとも食べられるものや、嚥下機能が低下した患者さんにも対応できる食品を準備しています。

ページ
先頭へ