初期研修
臨床研修プログラム 基幹型
1年目 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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研修科目 | 内科 | 救急 | 外科・産婦人科・小児科 麻酔科又は選択科目 |
2年目 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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研修科目 | 外科・産婦人科・小児科 麻酔科又は選択科目 |
精神科 | 外科・産婦人科・小児科 麻酔科又は選択科目 |
地域医療 | 外科・産婦人科・小児科 麻酔科又は選択科目 |
- 内科(24週)は、総合診療内科・消化器内科・糖尿病内科・循環器内科・呼吸器内科・腎臓内科を中心に副主治医として患者を担当し、内科系救急に対応する。
- 救急(8週)はICU、病棟において整形外科・脳神経外科・乳腺外科など外科系を中心に副主治医として患者を担当し、外科系救急に対応する。
- 外科(4週)、産婦人科(4週)、小児科(4週)、麻酔科(8週)は必修科目とする。麻酔科(8週)のうち4週は救急の研修期間とみなす。
- 地域医療(4週)、精神科(4週)は近隣の病院・診療所で研修する。
- 選択科目(44週)は複数科目を選択できる。協力病院での研修を希望する場合は、調整の上、時期を決定する。
- 一般外来研修(4週)は、原則、内科、外科、小児科履修時に行う。(並行研修)
先輩メッセージ
【H29年度 初期研修医】
私は研修医の人数が多すぎないところで研修することを優先して選びました。数ある研修医の間で、医療に接する機会が分散しにくい場所がよかったからです。実際、今は消化器内科ローテート中で、ルート確保や腹部エコーはもちろんCVカテーテルや腹腔穿刺に始まり、先日は胃瘻造設まで携わらせていただけています。
やりたいこと、身につけたい技術を、好きなだけ好きなように経験できるというのは、中規模病院での研修ならではで一番の魅力だと思います。
また、科同士の垣根が低いのも利点です。医局内には全Drの机が並んでいて、対診患者さんのことなどよく話されていますし、質問などしやすい雰囲気が感じられます。
日曜日に内科入院患者さんを診に行った時など、たまたま外科の先生がおられて「脾破裂で脾摘する人おるわー」と聞き急遽オペ室に入らせてもらったり。非常に融通の利きやすい環境です。
内科部長の中島智樹先生を始め、毎週の勉強会があったりなど充実した研修生活を送っています。
大規模病院のように雑務に追われて...というのが少ないのも、自身の勉強に時間を割ける強みかなと思います。
【H30年度 初期研修医】
中規模ならではの一人一人に合わせた研修
研修を始めて早6ヶ月が経ちましたが、当院での研修の最大の特徴は少人数体制であることとアットホームな雰囲気だと感じています。
少人数制であることについて、基幹型コースが2名、京都府立医科大学のたすき掛けコースが3名のため、研修医一人に対する指導医数が相対的に多く、マンツーマンで密な指導を受けられ、また様々な手技も早い時期から経験することができます。私自身、一般的な手技の他に、消化器・循環器内科では内視鏡検査や治療、PCI等で積極的に補助したり、放射線科の上級医と二人でIVRを行ったりしています。
また症例検討道場の中島先生をはじめとして各科非常に教育的で、プログラムは既定ですが具体的な研修の内容については自由度が高く、個人の意欲、目標などに柔軟に対応して下さるので一人一人に合った充実した研修を行なえると実感しています。
実り多き研修生活を送る上で病院の雰囲気は重要な要素ですが、当院は職種間の垣根を越えてスタッフ同士の距離が近く、非常にアットホームな風通しの良い環境なので、特にストレスを感じることなく研修に打ち込めます。研修医の歓送迎会や院内のクラブ活動、その他イベントも盛んで、このような関係性の上でこそ円滑なチーム医療が実践できると感じています。
あなたも是非素敵な環境で研修を始めてみませんか?
【H30年度 初期研修医】
2年間を振り返ってみれば、非常に恵まれた研修環境であったと感じます。
当院は乙訓地域の中核病院として、Common diseaseから希少な症例まで幅広く対応するため、様々な臨床経験を積むことができました。また、分野問わず様々な手技を熟練の先生方の指導のもと、豊富に経験させていただきました。
症例検討道場やレクチャーなど学習の機会も多く、経験と学習のバランスが丁度よい塩梅であったと考えます。
給与とは別に図書代や出張費など様々な手当があり、私の場合は、BLS、ACLS、JATECといった資格を病院の経費で取得させていただきました。
医局には先生方が揃われており、各科の垣根がないためローテート中でなくても気軽に質問ができ、また、緊急のコンサルテーションであっても柔軟に対応してくださるため大変に心強いです。
そしてなによりも待遇面も含め病院全体が研修医を大事にしてくださる風潮にあり、先生方はもちろんコメディカルの方々や事務スタッフの皆様のサポートは筆舌に尽くしがたく有り難いものでした。この点はこの病院の最大の長所と考えます。
研修病院を悩まれている方は一度見学に来て、大学病院とは少し違った雰囲気を感じ取っていただければ幸いと思います。
【H31年度 初期研修医】
私は京都府立医科大学のたすき掛け先病院として研修を受けております。
京都済生会病院は病院が掲げている様に、中程度の忙しさの病院です。どの科もとても忙しいわけではなく、またすごく暇なわけでもありません。そのため、復習の時間を十分に確保出来るため、一つ一つの症例をしっかり勉強できます。特徴である内科の研修は総合内科として経験するため、多様な疾患を一度に見ることが出来、すぐに臨床に生かすことが出来ると思いました。手技自体も多くあり、意欲次第で何でもさせていただけると感じました。先生方も非常に優しく、どんな相談でも乗っていただけます。その為、十分な指導を受けることが出来、消化不良になることは大変少ないと思います。研修医は少数精鋭であり、先生方には一人一人覚えていただけまして、その人に合わせた研修を組むことが出来ます。今年度の研修と通して、私は多くの手技、症例を経験することが出来、大変有意義な研修だったと思います。
【H31年度 初期研修医】
私は部活の先輩に勧められて当院での研修を選びました。当院は中規模病院であり、先生方や看護師さん、コメディカルの方々との距離感が近く、アットホームな雰囲気の中で研修をすることができます。分からないことがあれば、例えローテート中でなくても快く質問に答えて下さる優しい先生方、時間外に少し残ってカルテを書いていると、そっとお菓子を下さる看護師さん、院内ですれ違う際には「お疲れ様です」と自然と言い合える雰囲気の良さが当院の魅力の一つです。また、中心静脈カテーテルの挿入、胸水・腹水穿刺、胸腔ドレナージなどの手技、縫合の機会が多いことも研修医にとっては大変有難いです。2年間の研修医生活はあっという間でしたが、各診療科をローテートし、それぞれの専門分野でプロフェッショナルに働かれる先生方から、色々なことを教わることのできる貴重な時間でした。何もかも分からないことだらけで始まった研修医生活でしたが、研修医の教育に熱心な先生方のおかげで、少しは医者らしく成長できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ一度、当院での研修風景を見にいらしてください。
【R2年度 初期研修医】
私が当院をたすきがけ先に選んだ理由として、研修医の人数・忙しさが丁度良いこと、コメディカルの方が優しいこと、丁寧に教えて下さる先生が多いことでした。
実際に当院で働いてみて、期待を裏切ることはありませんでした。同期の研修医は基幹型、たすきがけ含め5人と多すぎないため自然に一帯感も出てきます。この1年で同期に助けてもらった事はたくさんありました。コメディカルも本当に優しい方が多いです。
業務は緊急手術や病棟業務等で帰りが遅くなる日もありますが、定時にはしっかり終わり自分の勉強をしたり、次の勉強会(内科症例検討道場)の予習をしたりすることが多いです。当直は月4回で直明けは午前で帰れます。当直中は2-3時間も寝られないこともあるため、この制度は本当に有難かったです。
週一回開催される内科症例検討道場では、様々な疾患をどのような検査を行い診断していくかを全員で考えるため、鑑別や考え方、画像診断など大変勉強になります。また、週末には電車一本で河原町や梅田に行ける立地も良かったです。
一年間という短い間でしたが、多くのことを勉強でき、メリハリのある充実した研修生活でした。まずは一度、見学に来て下さい!
【R2年度 初期研修医】
私は「忙しすぎず、給料が良く、実家から通えるところ」という理由だけで、当院を選びました。病院見学に来たこともなく、雰囲気もわからないまま研修が始まりましたが、実際に働いてみると、コメディカルの方々が優しく、上級医の先生方に放置されることもなく、充実した毎日を送ることができました。良かったことは、診療中に生じた疑問は誰に聞いても快く教えていただけること、手技を経験できる機会が多いことです。内視鏡などは実際に触らせてもらえますし、一般的に経験するべき手技は研修医にその機会が回ってくるように先生方が配慮してくださいます。
また、週に1度実施される勉強会では、実際の症例を用いて鑑別の組み立てから治療方針の決定まで学ぶことができます。複数の研修医が同時にローテートする時期を過ぎると、勉強会に出ることで他の研修医の診断能力の上達が感じられ、自分の学習意欲の向上にもなります。
どこで研修をするとしても1番大事なことは自分自身が努力をすることですが、当院で研修をすれば、努力した分だけ確実に身につくと思います。是非一度見学にいらしてください。