京都済生会病院・京都女子大学 連携・協力に関する協定締結記念講演会を開催

2024年09月10日(火曜日)

当院は京都女子大学と2023年8月8日に「連携・協力に関する協定書」を締結しました。
その主な内容は下記のとおりで、今後、京都女子大学の学生さんのインターンシップ受け入れや当院職員の教育・研修、共同研究などに一緒に取り組んでいきます。

  • データサイエンス教育・研究に関すること
  • データ知識をもつ医療人材の育成に関すること
  • 学生のインターンシップ、また職員のリカレント教育の促進に関すること
  • その他両者が協議して必要と認める事項
職員向けに協定締結記念講演会を開催

2024年8月29日(木)になでしこホールで職員を対象とした協定締結記念講演会を開催、約60名の職員が参加しました。
最初に、当院院長 吉田から挨拶があり、続いて京都女子大学の中山玲子副学長からご挨拶を賜りました。
京都女子大学設立の物語にも名を刻む大谷籌子氏の妹は、明治天皇の息子である大正天皇の后、貞明皇后(九条節子)で、明治天皇が設立した「済生会」との縁を感じるというお話もありました。

続いて、「病院医療とデータサイエンスの懸け橋を創る」と題して京都女子大学データサイエンス学部教授 安川文朗氏から講演がありました。
AIの急速な進化、医療DX化が進むなか、病院が生き残るには
・国の政策の「後追い」ではなく、実現したい医療の「先取り」
・広義の医療DXに「本気で」貢献する覚悟と戦略
・地域住民から徹底的な信頼を得るための事業プランニング
が必要であり、様々な地域資源とのデータネットワーク強化、データマネジメント人材の育成と充実、データを活用した地域住民との繋がりなどが重要になるとお話されました。
安川先生は「京都女子大学データ・サイエンス学部と京都済生会病院との連携協定が、私たちの予想を超えて大きく強く、AI時代における病院の新しい姿を形づくってくれることを願っています」と締めくくりました。

今回の協定締結で京都女子大学と連携することにより、当院にとっても人材育成や研究などが活発になり、質の高い医療の提供に繋がることを期待しています。

京都女子大学 データサイエンス学科

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