/ COLUMN / 創立97年記念 - 京都済生会病院には神社があります!

2026年09月04日(金曜日)
病院に神社?!

当院には、6階リハビリ庭園に小さな神社があります。病院に神社があるのは珍しく、済生会のなかでは当院だけです。
この神社がなぜ建てられたのか経緯ははっきりとしませんが、1929(昭和4)年に京都市北区に当院が設立された頃にはあったようです。1932(昭和7)年の財団機関誌「済生」には、病院と看護師寄宿舎との間に農園があって、その農園の東側の桜の木の隣に鎮座していたと記載がありますが、残念ながら神社の由来は記載されていません。当院の歴史や出来事に関する重要な資料は、京都市北区から長岡京市に移転する際に多くが行方不明で、詳細は不明なままです。

京都市北区時代の常盤神社

旧病院(長岡京市)の常盤神社

現在の常盤神社

その名も「常盤神社」

この神社は、済生勅語により済生会を創立した明治天皇と昭憲皇太后をご祭神とする明治神宮の「常盤の森」にちなんで「常盤神社」と命名されたとされ、現在の地に新築移転した時に新調された祠には、明治神宮の御札と長岡天満宮の御札が納められています。明治天皇と昭憲皇太后の墓所がある伏見桃山御陵に向かうよう建てられています。

患者さんの病気平癒と病院の無事を祈願して

1933(昭和8)年10月に、身寄りのない人や生活に困っている人たちの医療を支援するために当院に「済生会社会部」が設置されました。「病院の設立と社会部の事業」という当時の資料に社会部の事業のひとつとして「一、祭典を行い患者の病気平癒を祈願する」とあり、「病院に入院し又は外来患者の人達のために病気平癒を祈願するため、毎年七月二日の開院記念日に院内に鎮座せらるる常盤神社の祭典を行ふて居ります。」と記載されています。

病院の設立と社会部の事業

この記載のとおり、当院では現在も、毎年7月2日の創立記念日付近で「常盤神社例祭」を執り行い、長岡天満宮の宮司さん、病院関係者が参列して患者さんたちの病気平癒と病院の無事を祈願しています。
常盤神社は、京都市北区から長岡京市、2022年の新築移転の際も一緒に引っ越してきました。97年の歴史とともに「常盤神社」が今日も患者さんや病院を見守ってくれています。

※常盤神社は、6階の病棟のリハビリ庭園にあるため、一般の方の参拝はできません。

常盤神社例祭

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