京都済生会病院と株式会社ワコールが「インクルーシブなまちづくりに向けた連携協定」を締結
2024年09月13日(金曜日)2024年9月9日(月)に京都済生会病院と株式会社ワコールは「インクルーシブなまちづくりに向けた連携協定」を締結しました。
これまで、当院とワコールは 、済生会フェアの出展、周産期における患者サービスの向上など協力関係を構築してきました。
今後、さらなる連携により、お互いの知見や技術などを活用して地域の社会課題解決に取り組み、
ワコールのキャッチフレーズ「ゆりかごからゆりいすまで」、
当院のコンセプト「出産からみとりまで」、
全ての人が一生を豊かに地域で暮らすためのまちづくりを目指します。
締結式には、当院から吉田憲正院長ら経営幹部に加え、今回の連携協定締結に向けて取り組んできた魅力・ブランドづくりプロジェクトのメンバーが参加。ワコールからは、関口満 取締役執行役員 商品本部長ほか当院と一緒に取り組んでくれているワコールの社員さんたちが多数参加しました。
協定締結を受け、当院の吉田院長からは「本協定の目的は、当院とワコールが各々のリソースを持ち寄って、社会課題解決やまちづくりに貢献するというものであります。済生会フェアなどのコラボ企画や周産期分野での患者サービス向上に取り組むなど、様々なアイデアで協働していく予定です。」と挨拶し、ワコールの関口 取締役執行役員からは「ワコールは創業時よりすべての女性を美しくすることに取り組んできましたが、今日は男性用インナーだけではなく、それこそ全ての人に関わるものづくりをしています。同じ京都の地にあり、当社は75年、京都済生会病院は95年と長い歴史をもつ2者で社会課題解決に取り組んでいきたい。」と挨拶がなされました。
また、ワコールから協定締結を記念して、災害拠点病院である当院に使い切りインナー「AnyAnyインナー」700枚が贈呈されました。「今回のご支援は、万が一災害が起きた時に、患者さんや奮闘する職員にとって安心材料のひとつになる」と吉田院長は述べました
- 健康増進、健康啓発、健康教育に関する取り組み
- 子ども、高齢者、障がい者などの抱える社会課題解決に向けた取り組み
- 全ての人が地域で暮らすためのまちづくりに向けた取り組み
- イベント開催、情報発信に関する取り組み
京都済生会病院の済生会フェアに出展。
助産師とコラボし「命の授業」と「第二次性徴期を迎える女の子の下着選び」の講演会、残材料のレースなど使用したコサージュづくりのアップサイクルワークショップ実施など。 - 災害対策に関する取り組み
- その他、目的を達成するために必要な取組み
画一的な外見美ではなく、内面も含めた自分らしさの実現をお手伝いし、世界中のあらゆる 人々の豊かな生活に貢献することが、ワコールグループの社会的使命「ミッション」です。この 「ミッション」ならびに、70年を超える歴史の中で受け継いできた「創業の精神」をよりどころ として、すべてのステークホルダーとの「相互信頼」の関係を構築することで、社会になくては ならない存在を目指していきます。
災害時や入院時などの備えに。 紙素材と不織布を使用した1回着用の使いきりインナー。能登半島地震の際、被災地の自治体・支援団体等に対しての物資支援のひとつとして無償提供したアイテム。洗濯ができない状況下、SNS等では衛生的で快適とのお声を頂戴しました。男性用のリクエストにお応えして2024年9月に「AnyAny FOR MEN」としてメンズ用使いきりパンツ (5枚セット)が発売されます。