こんにちは「臨床検査科」です。

2022年12月08日(木曜日)

質の高い検査結果をお届けするため日々取り組んでいます

患者さんから採取した血液、尿、便、喀痰(かくたん)、体腔液(たいこうえき)など体液中の成分を調べる「検体検査」。心電図や超音波など身体の構造や機能について調べる「生理機能検査」。組織や細胞を顕微鏡で観察して、どの様な病気なのかを調べる「病理検査」について紹介します。


検体検査(微生物・輸血検査含む)

タンパク質や電解質、ホルモンなどの量を化学的に調べる検査と血球や尿成分を顕微鏡で調べる検査を行っています。微生物検査は、主に細菌による感染症の原因菌を特定する検査です。これらの検査結果は、病気の診断や治療に必要な情報となります。輸血検査は、輸血する血液製剤が患者さんに適合するかどうかの安全性を確認しています。


生理機能検査

生理機能検査には、超音波・心電図・肺機能・筋電図・睡眠時無呼吸検査などがあります。生体検査とも呼ばれ、体表面から診断が難しい器官を検査します。患者さんのリスクを最小限に抑えながら、体内の器官に異常がないかを調べることができます。患者さんに不安を与えないよう、会話で場を和ませるなど気を配りながら検査をしています。


病理検査

病理検査業務は病気や診断の原因究明を目的とし、手術や内視鏡・エコー下で採取した臓器・組織・細胞を規約に基づいて切り出し、染色をおこなって標本作成をしています。疾患ごとに変化する細胞は多種多様で、色とりどりの細胞を顕微鏡下で見ることはとても興味深く、日々増加している疾患や分類に困惑しながらも精進して取り組んでいます。

※撮影の時だけマスクを外しています。

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