旬の食材と栄養 「たけのこ」
2024年05月30日(木曜日)お吸い物やてんぷら、たけのこご飯など4月から5月の春の味覚として親しまれている「たけのこ」。実は、京都は福岡・鹿児島に次いで全国3位の生産量を誇ります(令和3年)。その中でも乙訓地域で生産される「白子たけのこ」は、地面に頭を出す前に掘り上げられるため色が白いのが特徴。えぐ味がなく肉厚で、刺身にできるほどやわらかいことで人気があります。
また、たけのこを選ぶ時は皮が淡い黄色でつやのあるものがよく、穂先は黄色く開いていないものがおすすめ。穂先が緑色のものは日光に当たった証拠で、えぐ味が強くなります。
そして不溶性食物繊維のセルロースが豊富なたけのこは、便秘や大腸がんの予防にも効果的です。さらにカリウムも多く塩分の排出を促すため、高血圧予防も期待できます。