旬の食材と栄養 「春菊」

2020年11月01日(日曜日)

 春菊はキク科の野菜で11月から3月に旬をむかえます。秋ではなく春に花が咲くことから「春菊」と呼ばれるようになりました。関西では「菊菜」とも呼びますね。食用としてのイメージが強いためあまり知られていませんが、かわいい黄色い花が咲くそうです。香りが強い中葉種と呼ばれる品種が関西では多く出回っています。
 春菊独特の香りには自律神経に作用し胃腸を活性化し咳や痰を抑える効果があり、そのほか、骨を丈夫にするミネラルが豊富で高血圧の予防に効果があります。
 保存方法は、乾燥しないよう濡れた新聞紙などでくるみビニールやポリの袋に入れ、冷蔵庫に折れないように立てて入れると良いでしょう。冷凍保存は固めに30〜45秒ほど下茹でし、すぐに冷水におとしてから水気をよく切って小分けしてラップに包んでください。
 栄養と効能がたっぷり含まれる野菜「春菊」。鍋料理だけでなく天ぷらやサラダ、肉料理の付け合わせなどにいかがですか。

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