旬の食材と栄養 「イワシ」

　節分では「魔除け、厄除け」として柊の小枝に焼いたイワシの頭を戸口や門に挿しておく風習があります。
イワシには、骨粗しょう症を防ぐカルシウムとその吸収を助けるビタミンDの両方が含まれています。
また、EPAやDHAの不飽和脂肪酸がコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。イワシに含まれるEPAやDHAなどの脂肪酸は酸化しやすいので、酸化を防ぐ効果のあるβカロテン、ビタミンC・Eなどの抗酸化ビタミンと一緒に摂取すると効果的です。その他にも、肝臓の働きをよくするタウリンを多く含み、貧血を予防する鉄、免疫を高めてくれる亜鉛、ナトリウムを排泄してくれるカリウムなど様々な栄養が豊富です。脳の働きを良くしたり、老化防止にも役立ったり、生活習慣病の予防にもなります。

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