こんにちは「放射線科」です。

病気を発見！ 医用画像のエキスパート！

放射線科と聞くとレントゲンをイメージされると思いますが、当院ではレントゲンだけではなく、CTやMRIなどの様々な検査を実施し、診断に有用な医用画像を提供しています。また、最新装置を用いた血管内治療(IVR)にも力を入れています。放射線科では、医師・放射線技師・看護師が常に連携をとることでさまざまな検査や治療に迅速に対応しています。

日本に数台!?最新MRI

　当院では日本で数すくないMRI装置を導入しています。MRIとは、磁石の力を利用して生体内の情報を画像化する装置です。これまでは、高画質な画像を得るために検査時間の延長が必要でしたが、今回導入したMRIは「人工知能(AI)を用いた高画質化技術」を搭載し、検査時間を延長することなく高画質な画像を得ることができます。

当院初導入！IVR-CTとは!?

　IVR-CTとは血管撮影装置とCT 装置を組み合わせたものです。この装置では血管内カテーテル治療中に患者さんが移動することなくCT 撮影をすることが可能で、移動による患者さんの負担や感染症のリスクを軽減することができます。また、CT 画像をリアルタイムで表示することにより術中支援を行います。

患者さんに寄り添う放射線科

　放射線科では毎日250件以上の検査を実施しています。X線を使用する検査では、患者さん毎にX線量の最適化を実施し、できる限りX線被ばくが少なくなるよう工夫を重ねています。患者さんと関わる時間は限られていますが、患者さん一人ひとりの声を聞き、安全で最適な検査を行えるよう努力していきます。

※撮影の時だけマスクを外しています。

掲載の「京なでしこ」を見る