《イベントレポート》認知症カフェ「なでしこカフェ」を当院で初開催しました!

2023年12月27日(水曜日)

12月22日(金)に、当院なでしこホールにおいて認知症カフェ「なでしこカフェ」を開催しました。
認知症カフェ「なでしこカフェ」は、長岡京市認知症対策推進室と当院の共催で、当院としては初開催です。
今回、事前申し込みいただいた約60名の地域のみなさんが来場されました。

認知症カフェとは?

認知症カフェは、認知症の啓発や予防をきっかけにした地域での居場所(拠点)づくり推進のために、長岡京市内では各中学校区に1ヶ所設置されています。当院所在地の長岡第四中学校区では特別養護老人ホーム竹の里ホームで「カフェ竹の里」が開催されてきましたが、コロナ禍によりしばらく開催できていませんでした。
2022年6月に新築移転し「なでしこホール」ができたため、当院としても新たな居場所づくりに寄与するために開催することになりました。

※当院開催の「なでしこカフェ」はカフェと名称がついていますが、飲食を伴うものではありません。あしからずご了承ください。

最初に、認知症ケア・せん妄対策チームの認知症サポート医 齋藤雅人より当院の認知症ケアの取り組みについてお話しました。

当院の認知症ケア・せん妄対策チームの活動を紹介した記事はこちらをご覧ください
認知症とともに生きる―認知症ケア・せん妄対策チーム

次に、神戸市室内管弦楽団副主席のバイオリニスト 井上隆平さん、京都市立芸術大学の学生さん3名による弦楽四重奏をお楽しみいただきました。
クラシックの名曲「天国と地獄(オッフェンバック)」「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(モーツァルト)」などや映画「ティファニーで朝食を」で有名な「ムーン・リバー」など11曲を井上さんの軽快な解説付きで楽しみました。
「ふるさと」「日本の四季メドレー」ではマスクの下で口ずさむ方々もいらっしゃり、アンコールの「ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世)」では手拍子でみんなで演奏に参加しました。

なでしこホールでの生演奏は初めての試みで、どんな感じに聴こえるのかドキドキしましたが、バイオリン(第一・第二)、ビオラ、チェロの豊かであたたかな響きがとても心地良いコンサートでした。

今回のイベントの様子は、当院のインスタグラムFacebook、京都新聞2023年12月27日(水)朝刊(洛西版)にも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

当院のチーム医療

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